小児歯科
Medical
小児歯科
Medical
小児歯科では、乳歯の健康を守り、永久歯への生え変わりをサポートしながら健全な永久歯へとしっかりつなげていきます。
乳歯は永久歯より柔らかくてむし歯になりやすいうえ、むし歯の進行も早いので注意が必要です。
また、子どものうちからむし歯になりにくい生活習慣、歯の磨き方を身に付けることで、大人になっても健康な状態を維持できるようになります。
ひとつでも該当するものがあれば、お気軽にご相談ください。
子どもの歯(乳歯)は大人の歯(永久歯)と異なる特徴があります。
保護者の方の仕上げ磨きが欠かせません。 歯の生え方や年齢、また発育に合わせたその時その時の歯磨きの方法をご指導します。
5歳までは自分でちゃんと磨けないので、親御さんがしっかりと仕上げ磨きをしてあげてください。その後も9歳くらいまでは仕上げ磨きを続けましょう。「小学校になっても、仕上げ磨きって必要なの?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この時期は乳歯に混ざって永久歯が生えてくる大切なタイミングです。とくにむし歯になりやすい「6歳臼歯」という大人の歯が生えますので、しっかりと仕上げ磨きしてあげることが大切です。
歯の再石灰化を促し、歯質を強くする「フッ素」を歯の表面に塗る処置です。
普段お使いの歯磨き材のフッ素濃度は1000〜1500ppmですが、歯科医院で扱う歯磨き材は9000ppmです。
高濃度のフッ素を3~4ヶ月ごとに塗ることで歯を強くし、むし歯を予防します。
当院では、一般的なフッ素塗布に加え、フッ素入りの歯磨き粉やジェル、うがい薬などを、さまざまなデンタルケア用品もご用意しております。
乳歯や幼弱永久歯の奥歯は、噛み合わせ面の溝が深く、食べカスが溜まりやすいです。そのため歯ブラシが届きにくく、むし歯になりやすいポイントです。そこであらかじめ溝にレジン(歯科用プラスチック)を詰めて、むし歯を予防します。もちろんむし歯ではないので、歯を削ることはありません。
当院ではシーラントの材料にもフッ素が含まれたものを使用しておりますので、溝を守るだけでなくむし歯予防効果も期待できます。